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ウェンバンヤマ率いるスパーズ、再びファイナルを目指す 高まる期待と課題

2026年10月15日

サンアントニオ・スパーズは、2026-27シーズンをこれまでとは違う立場で迎える。 昨季は周囲の予想を上回る快進撃でNBAファイナルまで進出。ニューヨーク・ニックスに敗れて優勝こそ逃したが、ヴィクター・ウェンバンヤマを中心とした若いチームが、すでに優勝争いに加われることを証明した。 今季は「成長を期待される若手チーム」ではなく、**再びファイナル進出を求められるチーム**としてシーズンに入る。 **【リンク:ヴィクター・ウェンバンヤマのプロフィール(別タブで開きます)】** **【リンク:サンアントニオ・スパーズ チーム情報(別タブで開きます)】** ## ウェンバンヤマは3年目にさらに成長 昨季のウェンバンヤマは64試合に出場し、平均**25.0得点、11.5リバウンド、3.1アシスト、3.1ブロック**を記録。フィールドゴール成功率も**51.2%**まで上昇し、得点、リバウンド、FG成功率はいずれもキャリアハイとなった。 ブロックではリーグトップクラスの数字を残し、守備面でもスパーズの中心として存在感を示した。ESPNは2026-27シーズンについて、平均**26点前後、12リバウンド以上、3.5ブロック前後**の成績を予測している。 ただし、過去2シーズンで合計54試合を欠場しており、健康状態を維持できるかは今季も重要なポイントになる。 ## キャッスル、ハーパーら若手も成長 スパーズの強みはウェンバンヤマだけではない。 ステフォン・キャッスル、ディラン・ハーパーといった若手も成長しており、チームの中心はさらに若返っている。 一方、デアロン・フォックスは28歳となり、この若いチームではベテランに近い立場となった。昨季はスパーズ加入後初のフルシーズンで平均**18.6得点**を記録したが、ウェンバンヤマ、キャッスル、ハーパーとボールやシュート機会を分け合う中で、以前より役割は限定されている。 **【リンク:ステフォン・キャッスルのプロフィール(別タブで開きます)】** **【リンク:ディラン・ハーパーのプロフィール(別タブで開きます)】** **【リンク:デアロン・フォックスのプロフィール(別タブで開きます)】** 今季も若手3人の役割が拡大すれば、フォックスの出場時間やボール保持時間がさらに減る可能性がある。その中で、ベテランガードとしてチーム全体をどうまとめるかも重要になる。 ## 昨季のファイナル進出で状況は変わった スパーズにとって最大の変化は、期待値そのものだ。 昨季までは若手中心の成長過程にあるチームと見られていたが、ファイナルまで進出したことで評価は一変した。 一度結果を出した以上、今季は「成長しているだけ」で評価される立場ではない。ウェスタン・カンファレンスを勝ち抜き、再びファイナルへ到達できるかが基準になる。 若いチームにとって、この期待の変化は大きい。 プレーオフでは相手チームからより徹底した対策を受けることになり、ウェンバンヤマを中心としたオフェンスやディフェンスが研究された状態で戦わなければならない。 ## ウェンバンヤマ中心の時代へ それでも、スパーズにはリーグでも数少ない「チームの方向性を完全に決められる選手」がいる。 ウェンバンヤマは昨季、得点とリバウンドでキャリアハイを更新しながら、依然としてリーグ最高クラスのリムプロテクターでもあった。 キャッスルやハーパーの成長が続き、フォックスが経験を補えば、スパーズは昨季以上にバランスの取れたチームになる可能性がある。 一方で、昨季ファイナルまで進んだことで、今季は最初から優勝候補として見られる。 若いチームが初めて経験する「期待される立場」で、再び長いプレーオフを勝ち抜けるのか。 2026-27シーズンは、ウェンバンヤマとスパーズが一時的な躍進ではなく、NBAの新しい強豪として定着できるかを問われるシーズンになる。

構成●NBA Front Office Japan編集部

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