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クーパー・フラッグの昇格が必然のように感じられる理由

2026年10月13日

# クーパー・フラッグ、マカオで存在感 カイリー・アービングとの共演で次の段階へ ダラス・マーベリックスのクーパー・フラッグが、中国・マカオで行われたNBAチャイナゲームズで、2年目を迎える選手とは思えない存在感を見せた。 2025年のNBAドラフト全体1位指名で加入し、昨シーズンは新人王を獲得。今回のヒューストン・ロケッツとのプレシーズン2試合では、合計45分間の出場で**33得点、10リバウンド、10アシスト、3スティール、2ブロック**を記録した。 **【リンク:クーパー・フラッグのプロフィール(別タブで開きます)】** ## ルーキーイヤーからさらに成長 フラッグは昨シーズン、70試合に出場して平均**21.0得点、6.7リバウンド、4.5アシスト**を記録。2026年4月には、NBA史上初めて10代で1試合50得点を記録した選手にもなった。 新人王を獲得した時点ですでにフランチャイズの中心だったが、今回のマカオ遠征では、単に得点を重ねるだけでなく、ゲームメーク、ディフェンス、トランジションでも影響力を見せている。 ESPNのブライアン・ウインドホーストは、フラッグの現在地について、もはや若手育成の段階ではなく、リーグを代表するスターへ向かう過程に入っていると評価している。 ## アービングとの初共演 今回の遠征で大きな注目を集めたのが、カイリー・アービングとの初共演だった。 アービングは2025年3月3日の左膝前十字靭帯断裂から586日ぶりに復帰。10月11日のロケッツ戦では約22分間出場し、**17得点、3アシスト、2リバウンド**を記録した。マーベリックスは132-115で勝利している。 **【リンク:カイリー・アービングのプロフィール(別タブで開きます)】** フラッグは試合開始直後、最初の攻撃で右ウイングのアービングへパス。アービングはそのままドライブからリバースレイアップを決めた。 第2クォーターには、フラッグがコートを横切るロングパスをアービングへ送り、速攻から得点につなげた。第3クォーターには、フラッグのチェイスダウンブロックからアービングの3ポイントシュートが生まれるなど、2人の連携も見られた。 ## アービングの存在がフラッグを楽にする フラッグは以前から、アービングとプレーすることでオフェンスが楽になると話している。 アービングはボールを持っていない場面でもディフェンスを引きつけるため、その「グラビティ」によってフラッグがより良いシュート機会を得られるという。 昨シーズンのマーベリックスでは、アービングが全休したため、フラッグは19歳ながらボールハンドラー、スコアラー、プレーメーカーとして大きな負担を担った。 今シーズンはアービングが復帰することで、その負担を分散できる可能性がある。 アービングがディフェンスを引きつけ、フラッグがドライブやカット、トランジションで攻撃する。逆にフラッグがボールを持てば、アービングをスポットアップやセカンダリークリエイターとして使うこともできる。 マーベリックスにとって、この2人の組み合わせは昨シーズンには存在しなかった大きな武器になる。 ## アービングもフラッグを高く評価 アービングはフラッグについて、その競争心や姿勢を高く評価している。 報道では、フラッグの成熟度、バスケットボールIQ、練習への取り組み方について、アービングやダスティ・メイHCから高い評価を受けている。 19歳ながらすでにチームの中心選手として扱われており、若手選手というより、フランチャイズの将来を背負う存在になりつつある。 マカオでの2試合でも、得点だけでなくリバウンド、アシスト、ディフェンスまで幅広く貢献し、その評価をさらに高めた。 ## ダラスの新しい形 マーベリックスは現在、フラッグを中心とした新しいチーム作りを進めている。 2025年2月にはルカ・ドンチッチをロサンゼルス・レイカーズへトレード。その後、2025年NBAドラフトで全体1位指名権を獲得し、フラッグを指名した。 昨シーズンはアービングが全休する中、フラッグが新人ながら中心選手として成長。そして2026-27シーズンは、34歳のアービングと19歳のフラッグが初めて同じシーズンを戦うことになる。 ベテランスターと若いフランチャイズプレイヤーという組み合わせがどこまで機能するのか。 マカオでのプレシーズン2試合は、その可能性を感じさせる最初の機会となった。

構成●NBA Front Office Japan編集部

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