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SGA、記録より「試合への敬意」を優先 20得点以上の連続記録は141試合で終了
2026年10月24日
オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス=アレクサンダーが、NBA記録となっていた20得点以上の連続試合記録を141試合で終えた。デンバー・ナゲッツ戦で17得点にとどまったが、終盤にはあと3得点で記録を延ばせる状況だった。
それでも相手が主力を下げたのを見て、自ら交代を申し出た。
あと3得点でも、自らベンチへ
サンダーが93-76と17点リードしていた残り1分43秒、ギルジャス=アレクサンダーは3ポイントを決めてこの日17得点とした。20得点まではあと3点。マーク・デイグノートHCも記録継続のため、もう一度コートに戻すつもりだった。
しかしナゲッツがタイムアウト後にスターターを下げるのを見ると、ギルジャス=アレクサンダーもそのままベンチへ戻った。
「向こうが交代したのを見て、自分たちも交代すべきだと思った。いつだってゲームには敬意を払うべきだと思っている」
記録を追うためだけに、勝敗がほぼ決まった試合でプレーを続けることを選ばなかった。
【リンク:シェイ・ギルジャス=アレクサンダーのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
NBA記録は141試合でストップ
ギルジャス=アレクサンダーが最後に20得点を下回ったのは2024年10月30日。それ以降、141試合連続で20得点以上を記録していた。これはウィルト・チェンバレンが1961年から1963年に記録した126試合を上回るNBA記録だった。
約2年間続いた記録は、この日の17得点で終了した。
前半はフィールドゴール0本
この日は序盤からシュートタッチに苦しみ、前半は7本すべてのフィールドゴールを失敗。2本のフリースローのみで、サンダー移籍後450試合の中でも前半にフィールドゴールを1本も決められなかったのは4度目だった。
後半に入ると徐々に調子を取り戻し、最終的には6/19の17得点。第3Qには3ポイントも決め、サンダーが試合をひっくり返す流れに加わった。
デイグノートHC「彼の姿勢を象徴している」
デイグノートHCは、歴史的な記録が懸かっていたためギルジャス=アレクサンダーをもう少しプレーさせるつもりだったと説明した。
一方で、本人が「試合の流れとしてここで下がるべき」と判断したことを高く評価し、その姿勢について「彼を尊敬する理由の中でも上位に入る」と称賛した。
サンダーは96-84で勝利
サンダーはナゲッツを96-84で下し、開幕2連勝。ジェイレン・ウィリアムズが21得点、チェット・ホルムグレンが12得点17リバウンドを記録した。ギルジャス=アレクサンダー自身は記録を失ったものの、チームは西地区の有力候補相手に勝利を収めた。
【リンク:ジェイレン・ウィリアムズのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
【リンク:チェット・ホルムグレンのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
141試合というNBA記録を延ばすチャンスは残っていた。それでもギルジャス=アレクサンダーは、記録ではなく試合の流れを優先した。
本人は記録終了について「また新しい連続記録を始める試合はたくさんある」と語っている。20得点以上という数字そのもの以上に、記録が懸かっていても無理に追わない姿勢が印象に残る一戦となった。
構成●NBA Front Office Japan編集部