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開幕2週間で優勝・MVP争いが大混戦に 主力の負傷が構図を変えた

優勝候補の主力負傷で、多くのチームに可能性が広がったとする分析

2026年11月3日

2026-27シーズンの頂点は、開幕前は3チームでほぼ決まりのはずだった。ところが開幕からわずか2週間で、その前提が崩れ始めている。ESPNが優勝争いとMVP争いの変化を分析した。 前提だった3強と、38%まで落ちた優勝確率 開幕前に抜けていたのは、前シーズンに60勝を超えてカンファレンス決勝で激突したサンダーとスパーズ、そして王者のニックスだった。3チームは先発15人のうち14人を残して今季を迎え、ESPNの指標BPIによる優勝確率は、3チーム合計で約6割(サンダーとスパーズで50%、ニックスが8%)に達していた。 ところが開幕2週間で、その合計は38%まで低下した。しかもこの数字は、負傷中のケイソン・ウォレスとチェット・ホルムグレンがプレーオフ前に復帰するという前提で見積もったものだ。 サンダーを襲った災難の連鎖 開幕戦でスパーズとナゲッツに12点差で勝ち、強さを見せたサンダーを、その後災難が襲った。ジェイレン・ウィリアムズとケイソン・ウォレスが同じ試合で、シーズン終了の可能性もある大きな怪我を負った。翌夜にはアレックス・カルーソが右足首を捻挫し、チェット・ホルムグレンは右膝の膝蓋腱断裂で少なくとも2か月の離脱となった。 主力6人のうち4人を欠いたサンダーは、ダラスで24点差、ヒューストンで21点差の大敗を喫し、2試合を通じて8つのクォーターすべてで相手を下回った。ニックスは2勝4敗と出遅れ、スパーズも4勝2敗ながら厳しい相手には苦戦している。 一方、下から突き上げる勢力も現れた。ロケッツは5勝1敗でサンダーとスパーズの両方を破り、東では76ers、ピストンズ、セルティックスが合計16勝3敗と好調だ。優勝候補が思いのほか脆く見える今、豊富な資産を持つチームには、トレード期限に向けて動く理由が生まれつつある。 怪我はリーグ全体に広がった 大きな怪我はサンダーだけの問題ではない。開幕2週間で複数試合を欠場したスター級の選手は、1チームのロスター分を超える人数に上った。コービー・ホワイト、コン・クニッペル、キャメロン・ジョンソン、ジェイレン・デューレン、アルペレン・シェングン、タイリース・ハリバートン、イビツァ・ズバッツ、アンソニー・エドワーズ、パオロ・バンケロ、ジェイレン・サッグス、カワイ・レナード、ジャレン・ジャクソンJr.らも、そのリストに名を連ねている。 背景にはペースの上昇による体への負荷があるとされるが、すぐに効く解決策はない。怪我はリーグにとって、そして怪我を負った選手にとって、文字どおりの痛点になっている。 【リンク:ジェイレン・ウィリアムズのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ケイソン・ウォレスのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:アレックス・カルーソのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:チェット・ホルムグレンのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:コービー・ホワイトのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:コン・クニッペルのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:キャメロン・ジョンソンのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ジェイレン・デューレンのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:アルペレン・シェングンのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:タイリース・ハリバートンのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:イビツァ・ズバッツのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:アンソニー・エドワーズのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:パオロ・バンケロのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ジェイレン・サッグスのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:カワイ・レナードのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ジャレン・ジャクソンJr.のプロフィール&成績(別タブで開きます)】 MVP争いまで「誰にでも開かれた」 優勝争いだけでなく、MVP争いも揺れている。直近のMVPであるシェイ・ギルジャス=アレクサンダーとニコラ・ヨキッチは序盤、まさかの不振だ。ヨキッチは過去6年連続でPERのリーグ首位だったが、開幕2週間時点では24位。ギルジャス=アレクサンダーも16位にとどまっている。 現時点の最有力はビクター・ウェンバンヤマだ。ただし彼には、昨シーズンに受賞資格の最低試合数へ届かず賞を逃した過去がある。もし今季も65試合の基準に届かなければ、争いは完全に開かれたものになる。ドンチッチの初受賞、ケイド・カニングハム、ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブランソンら東のガード勢、そして19歳のクーパー・フラッグの挑戦も、現実味を帯びてくる。 開幕した時点で可能性に満ちていたシーズンは、2週間でさらに途方もない広がりを見せている。 【リンク:シェイ・ギルジャス=アレクサンダーのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ニコラ・ヨキッチのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ビクター・ウェンバンヤマのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ルカ・ドンチッチのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ケイド・カニングハムのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ジェイソン・テイタムのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:ジェイレン・ブランソンのプロフィール&成績(別タブで開きます)】 【リンク:クーパー・フラッグのプロフィール&成績(別タブで開きます)】

構成●NBA Front Office Japan編集部

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