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カイリー・アービング、586日ぶりの復帰戦で17得点 マカオでフラッグと初共演

2026年10月12日

ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングが、中国・マカオで行われたヒューストン・ロケッツとのプレシーズンゲームで、**586日ぶりに実戦復帰**を果たした。

2025年3月3日に左膝の前十字靭帯を断裂して以来、アービングにとって初めての試合出場となった。復帰戦では約22分間プレーし、フィールドゴール13本中6本を成功。 17得点、3アシストを記録し、マーベリックスの132-115の勝利に貢献した。 【リンク:カイリー・アービングのプロフィール(別タブで開きます)】

マーベリックスは試合開始直後、最初の攻撃からアービングにボールを託した。 右ウイングでボールを受けたアービングは、ジャバリ・スミス・ジュニアをかわしてベースラインへ侵入。そのままリバースレイアップを決めると、満員となったベネチアン・アリーナの観客から大きな歓声が上がった。

長期離脱から復帰したアービングを、ダラスのベンチも大きく祝福した。

「試合前はいろいろな感情が入り混じっていた。ダスティ・メイ ヘッドコーチが最初のプレーを自分のために用意してくれたことに感謝している。とにかく攻めようと思っていた」

アービングは復帰後最初の得点についてそう振り返った。

「ベースラインが少し空いたのが見えたので、決めることができて気持ちが良かった。復帰がどうなるのか何度も想像してきたので、とにかく最初のプレーが終わってホッとした」

アービングは2025年3月3日に左膝の前十字靭帯を断裂した。 当初はリハビリが順調に進めば昨シーズン中に復帰する可能性も取り沙汰されていたが、2025年12月にふくらはぎの**2度筋挫傷**を負ったことで回復が遅れた。 アービングは今週、この負傷によってリハビリが一時中断し、オールスターブレイク後も昨シーズン中の復帰を見送る判断につながったことを明かしている。 そのため今回の試合は、ACL断裂から約19か月、586日ぶりの実戦となった。

マーベリックスはアービングを慎重に復帰させる方針を取っており、金曜日に行われたプレシーズン初戦では出場を見送っていた。

約22分間という限られた出場時間だったが、アービングはチーム最多となる17得点を記録した。

フィールドゴールは13本中6本成功。ドライブからのフィニッシュだけでなく、3ポイントシュートやトランジションでも得点し、長期離脱を感じさせないプレーを見せた。

ダスティ・メイHCもアービングのパフォーマンスを高く評価している。

「長期間の休養があり、試合のリズムも失っていたので、ここまで良いプレーをするとは思っていなかった。彼がこれまで積み重ねてきた努力の成果だ」

対戦相手のヒューストン・ロケッツを率いるイメ・ウドカHCも、「本来の調子を取り戻していた。NBAの実戦でリズムをつかんでいけば、さらに良くなるだろう」と話した。

アービング自身も、復帰戦で高いレベルのプレーができたことに手応えを感じている。

「高いレベルでプレーできたのは本当に素晴らしい気分だった。謙虚な気持ちは持ちながらも、積極的にプレーして、本来の自分を取り戻そうとしていた」

2025年ドラフト1位クーパー・フラッグと初共演 カイリー・アービングは2011年 ドラフ 1位 今回の試合では、34歳のアービングとクーパー・フラッグ(19歳)が初めて同じコートに立った。 **【リンク:クーパー・フラッグのプロフィール(別タブで開きます)】**

第2クォーター序盤には、フラッグがコートを大きく横切るパスをアービングへ送り、アービングが速攻からレイアップを成功させた。 第3クォーターには、フラッグがヒューストンのアメン・トンプソンに対してチェイスダウンブロックを決め、そのままダラスの速攻へ。最後はアービングがプルアップの3ポイントシュートを沈めた。

若いフラッグの運動能力と、アービングの得点力が連続して表れた場面だった。

マーベリックスのマックス・クリスティも、アービングの復帰について「彼は驚異的なプレーをしていた。見ていて本当に楽しかった」と話している。 **【リンク:マックス・クリスティのプロフィール(別タブで開きます)】**

マーベリックスにとって、アービングの復帰は単なるプレシーズンゲーム以上の意味を持つ。

もちろん、レギュラーシーズンを通して以前と同じパフォーマンスを維持できるかは今後のコンディション次第になる。 それでも、最初の実戦でドライブ、トランジション、3ポイントシュートまで見せられたことは、ダラスにとって明るい材料となった。今後は出場時間を段階的に増やしながら、試合勘とコンディションを取り戻していくことになる。

そして注目されるのが、フラッグとの新しいコンビネーションだ。

ベテランのアービングと若いフラッグがどのような関係を築いていくのか。マーベリックスにとって、その答えは2026-27シーズンの行方を左右する重要なポイントの一つになりそうだ。

ダラス・マーベリックス:ロスター(別タブで開きます)

構成●NBA Front Office Japan編集部

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