契約・移籍単独ソース
ロケッツがシェパードの1,400万ドルオプションを行使、ニックスはダディエの4年目を見送り ネッツは5選手分を確保
2026年10月31日
ルーキースケール契約の2027-28シーズン分オプションの期限(11月2日)を前に、各球団の判断が相次いでいる。ロケッツはリード・シェパード、ネッツは2025年ドラフトの5選手、クリッパーズはヤニック・コナン・ニーデルハウザーのオプションを行使した。
ニックスはパコメ・ダディエの4年目オプションを行使しない方針だ。サンダーはオチャイ・アグバジと契約する見込みとなった。
ロケッツ、シェパードの4年目オプションを行使
ロケッツは、2024年ドラフト3位のガード、リード・シェパードの4年目オプションを行使した。
2027-28シーズンの年俸は約1,404万ドル。
ロケッツにとっては、形式的な判断に近かった。
2025-26は82試合に出場し、平均26.2分で13.5得点、2.9リバウンド、3.4アシスト。
3ポイントは1試合平均2.8本を沈めた。プレーオフでは6試合で平均12.2得点を残している。
【リンク:リード・シェパードのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
ニックス、ダディエのオプションを見送り
ニックスは、2024年ドラフト1巡目のフォワード、パコメ・ダディエの4年目オプション(2027-28、約537万ドル)を行使しない方針だ。
2026-27シーズンの保証額は約298万ドルで、ダディエは2027年夏にアンリストリクテッドFAになる。
通算は48試合で平均1.6得点、1.0リバウンド(5.2分)。
シュート成功率は.329/.255/.765と伸び悩み、今季は1試合のみの出場だ。
一方、Gリーグ(ウェストチェスター)では、2025-26に19試合で平均22.2得点、4.7リバウンドを記録している。
ニックスは、2027年夏の財政的な柔軟性を確保することになる。
【リンク:パコメ・ダディエのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
ネッツ、2025年ドラフトの5選手を確保
ネッツは、2025年ドラフトで1巡目指名した5選手について、2027-28シーズン分の3年目オプションを行使した。
5人の合計は約2,174万ドルになる。
エゴール・デミン(全体8位、約758万ドル):52試合、平均10.3得点、3.2リバウンド、3.3アシスト。3ポイントは1試合平均2.4本。
【リンク:イゴール・デミンのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
ノーラン・トラオレ(19位、約419万ドル):56試合、平均8.9得点、1.8リバウンド、3.8アシスト。
【リンク:ノーラン・トラオレのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
ドレイク・パウエル(22位、約371万ドル):63試合、平均6.5得点、1.8リバウンド、1.4アシスト。
【リンク:ドレイク・パウエルのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
ベン・サラフ(26位、約317万ドル):44試合、平均7.5得点、2.1リバウンド、3.3アシスト。
【リンク:ベン・サラフのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
ダニー・ウルフ(27位、約308万ドル):57試合、平均8.9得点、4.9リバウンド、2.2アシスト。
【リンク:ダニー・ウルフのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
クリッパーズ、ニーデルハウザーのオプションを行使
クリッパーズは、2025年ドラフト30位のセンター、ヤニック・コナン・ニーデルハウザーの3年目オプションを行使。
年俸は約302万ドルで、2027-28シーズンは全額保証となる。
スイス出身の7フッターで、ペンシルベニア州立大から入団した。
2025-26は41試合(すべてベンチ出場)で、平均10.3分、4.3得点、2.9リバウンド、0.7ブロック。3月にリスフラン損傷の手術を受け、シーズン途中で離脱した。
【リンク:ヤニック・コナン・ニーダーハウザーのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
サンダー、アグバジと契約へ
サンダーは、ウイングのオチャイ・アグバジと契約する見込みだ(HoopsHypeのマイケル・スコット記者の報道)。
最低年俸の非保証契約になるとみられ、ロスターの15人目の枠が埋まる。
アグバジは2022年ドラフト14位で、ジャズ、ラプターズ、ネッツでプレーした。2024-25はラプターズで64試合に出場し、10.4得点、3ポイント成功率.399。2025-26はラプターズとネッツの合計で62試合、平均15.7分で5.1得点、2.3リバウンド、3ポイント成功率.266だった。
6月にネッツがクオリファイング・オファーを出さずFAとなり、9月にニックスとExhibit 9契約を結んだが、10月15日に解雇されていた。
【リンク:オチャイ・アバジのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
総括
今回の動きは、2つに分けられる。
1つは、若手を長く確保する動きだ。ロケッツ、ネッツ、クリッパーズは、ルーキー契約の期間を、2027-28シーズンまで延ばした。
もう1つは、ロスターと財政の柔軟性を重視する動きだ。ニックスはオプションの見送りで2027年夏の余裕を残し、サンダーは最低年俸契約で15人目の枠を埋める。
期限の11月2日まで、ほかの球団の判断も続く。
構成●NBA Front Office Japan編集部
情報源
- Rockets Exercise $14M Option For 27-28 On Reed Sheppard ・ RealGM Basketball
- Knicks To Decline Pacome Dadiet's Fourth-Year Option ・ RealGM Basketball
- Nets Exercise Options For Egor Demin, Drake Powell, Ben Saraf, Nolan Traore, Danny Wolf ・ RealGM Basketball
- Clippers Exercise 27-28 Option For Yanic Konan Niederhauser ・ RealGM Basketball
- Ochai Agbaji, Thunder Agree To Contract ・ RealGM Basketball