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祝 ヨキッチ、通算200回目のトリプルダブル ウェストブルックのNBA記録まであと9回
2026年10月30日
デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが、NBA史上2人目となるレギュラーシーズン通算200回目のトリプルダブルを達成した。
10月28日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で21得点、13リバウンド、10アシストを記録し、ナゲッツの104-91の勝利に貢献。歴代最多記録を持つラッセル・ウェストブルックの209回まで、残り9回に迫った。
NBA史上2人目の「200」
ヨキッチはペリカンズ戦で21得点、13リバウンド、10アシストを記録し、キャリア200回目のトリプルダブルに到達した。
これまでレギュラーシーズンで200回以上を記録したのは、209回のウェストブルックだけ。
ヨキッチはNBA12年目でこの数字に到達した
ウェストブルックは18シーズンのキャリアを209回で終えている。
【リンク:ニコラ・ヨキッチのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
4日前には199回目
200回到達は突然ではない。ヨキッチは10月24日のペリカンズ戦でも35得点、15リバウンド、10アシストを記録し、通算199回目のトリプルダブルを達成していた。この試合ではナゲッツが最大23点差を逆転し、延長の末に141-135で勝利。
そこからわずか4日後、同じペリカンズを相手に200回目へ到達した。
ウェストブルックの209回まで「9」
現在の歴代最多はウェストブルックの209回。ヨキッチは200回に到達したことで、その差を9まで縮めた。
ウェストブルックは2021年5月にオスカー・ロバートソンの181回を抜いて歴代1位となり、その後記録を209回まで伸ばした。ヨキッチがあと10回記録すれば210回となり、単独でNBA歴代最多へ浮上する。
センターがトリプルダブル記録を塗り替える時代
この記録の異質さは、ヨキッチがセンターであることにある。従来、トリプルダブルはボールを長く保持するガードや大型プレーメーカーが記録するケースが多かった。しかしヨキッチは、リバウンドを取った直後のアウトレットパス、ハイポストからのゲームメイク、ポストプレーからのキックアウトなど、センターというポジションから攻撃全体を組み立ててきた。
その結果、トリプルダブルはヨキッチにとって「珍しい大記録」ではなく、日常的に起こり得るスタッツになった。200回目の試合でもナゲッツは一度もリードを許さず、ヨキッチはチーム最多のプラス17を記録している。
20得点・10リバウンド・10アシスト以上も155回
ヨキッチの200回の中身も際立っている。今回の試合は、20得点、10リバウンド、10アシスト以上を同時に記録した通算155回目の試合となった。この回数はNBA史上2位で、歴代最多はオスカー・ロバートソンの174回となっている。
単に10-10-10を積み重ねているのではなく、高い得点力を維持したままトリプルダブルを量産していることが、ヨキッチの記録をさらに特別なものにしている。
209回は「いつ抜くか」
ヨキッチは今季開幕時点で通算198回だったが、シーズン序盤だけで199回、200回と数字を伸ばした。
NBA公式も開幕前から200回到達とウェストブルックの歴代記録更新を今季注目のマイルストーンとして挙げていた。
ウェストブルックが作った209回という数字は長く破られない記録にも見えたが、ヨキッチはすでに9回差まで接近している。
NBA史上初の「トリプルダブル210回」は、現実的な射程に入った。
構成●NBA Front Office Japan編集部