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NBA、昨季145億ドルの売上 ウォリアーズは8.95億ドルでリーグ首位

2026年10月26日

NBAは2025-26シーズンに約145億ドルの売上を記録した。30球団の合計売上は137億ドル、1球団平均では4億5600万ドルとなり、残りはリーグレベルで保持された。球団別ではゴールデンステイト・ウォリアーズが8億9500万ドルで首位、メンフィス・グリズリーズが3億3900万ドルで最下位だった。これらの数字は収益分配後のものとなっている。 ウォリアーズは8.95億ドル、グリズリーズの2.6倍 ウォリアーズの売上8億9500万ドルは、グリズリーズの3億3900万ドルに対して約2.6倍となる。NBAは収益分配によって約4億ドルを低収益球団へ移しているが、それでも上位と下位の格差は大きい。 ウォリアーズはチーム価値でも145億ドルとリーグ首位で、ニューヨーク・ニックスの128億ドル、ロサンゼルス・レイカーズの125億ドルを上回っている。売上規模と球団価値の両方で、NBAのトップに立っている。 新放映権契約で1球団あたり1.44億ドル NBAの11年760億ドルの新たなメディア契約によって、各球団が受け取る全国放映権収入は前年の1億300万ドルから1億4400万ドルへ増加した。今後も平均で年間約7%ずつ増えていく見込みとなっている。 リーグが一括して得る中央収入は、各球団売上の約41%を占めた。現在のNBAでは、チーム独自のチケットやスポンサーだけでなく、リーグ全体で販売する放映権の重要性がさらに高まっている。 チケット・スイートだけで36.4億ドル チケット販売とラグジュアリースイートによる売上は、リーグ全体で推定36億4000万ドルだった。 ウォリアーズは1試合あたり約550万ドルのチケット収入でリーグ首位。レイカーズとニックスも1試合あたり400万ドルを超えた。特にニックスはプレーオフだけで約1億8000万ドルの総売上を生み出している。 ウォリアーズはスポンサーだけで約1.9億ドル リーグ全体のスポンサー収入は19億ドル。ウォリアーズだけで約1億9000万ドルを稼いだ。 さらに今季から始まる新たなユニフォーム・パッチ契約は年間5000万ドル超とされ、ウォリアーズのスポンサー収入は2億ドルを超える見込みとなっている。 試合収入、スポンサー、アリーナ関連事業を組み合わせた収益力が、他球団との差を広げている。 ローカルTVではレイカーズが年間約2億ドル 全国放映権が成長する一方、ローカルメディア収入は不安定さを増している。 Main Street Sportsの破綻によって13球団が影響を受け、今季はローカルTV収入が減少する見込みとなっている。一方、レイカーズはSpectrumとの年間約2億ドルのローカルTV契約を持ち、NBA最大規模となっている。 平均球団価値は66.4億ドル NBA球団の平均資産価値は66億4000万ドルとなり、前年比21%上昇した。2020年の平均23億5000万ドルから約2.8倍に増えている。30球団の合計価値は約1990億ドルに達した。 球団価値の上昇を支えているのは、放映権契約、スポンサー、アリーナ収益、リーグのグローバル化、そして将来の拡張期待だ。 ラスベガスとシアトル加入なら既存オーナーに5億ドル超 NBAがラスベガスとシアトルへの拡張を決めた場合、既存30球団の各オーナーは参入料から5億ドル以上を受け取る可能性がある。 拡張料は選手とのバスケットボール関連収入の分配対象には含まれないため、基本的にはオーナー側へ直接入る。リーグは年末までに拡張について判断する方針を示している。 NBAは「試合を売るリーグ」から巨大スポーツ事業へ 145億ドルという数字を見ると、現在のNBAの収益源は単純なチケット販売やテレビ放映だけではない。 全国放映権、ローカルTV、スポンサー、アリーナ、スイート、プレーオフ、そして将来の拡張料まで、複数の収益源が重なっている。 その中でもウォリアーズは、1試合あたり約550万ドルのチケット収入、約1億9000万ドルのスポンサー収入、8億9500万ドルの年間売上を記録し、NBAのビジネスモデルを最も強く体現する球団となっている。 一方で、最下位のグリズリーズとの差は依然として大きい。リーグ全体の売上が拡大する中で、中央収入による戦力均衡と、各市場が持つ独自の収益力の差をどう両立させるかは、今後のNBAビジネスを考えるうえでも重要なテーマになる。

構成●NBA Front Office Japan編集部

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