インタビュー単独ソース
リバース元HC、ヤニスのバックス退団の舞台裏を語る 「悪者になりたくなかった」駆け引き
ポッドキャストで「ヨーヨー」のように揺れたと明かす 見返りはヒーローら4選手+指名権
2026年11月7日
前ミルウォーキー・バックスHCのドック・リバースが「ザ・ビル・シモンズ・ポッドキャスト」(11月6日公開、2時間33分)に出演し、ヤニス・アデトクンポのバックス退団の舞台裏を語った。ヤニスはトレードを公に要求せず、「ヨーヨー」のように揺れていたという。
「悪者になりたくなかった」
リバースは「ヤニスは出たがっていたが、彼はバックスの選手だった。そして悪者にはなりたくなかった。GMのジョン・ホーストやオーナーのウェス・イーデンスらに『トレードする』と言ってほしかった。彼がトレードを要求するのではなく。私には、それが演じられていた駆け引きに見えた」と語った。
2025-26シーズン中、ヤニスはESPNを含む複数媒体に「絶対にトレードを要求しない」と語っていた。一方、関係者(シャムズ・シャラニア記者)によれば、ヤニスと代理人のアレックス・サラツィスは2025年5月以降、バックスに移籍希望を伝え続けていた。
【リンク:ヤニス・アデトクンポのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
トレードの中身
トレードの内容は、ヤニスとボビー・ポーティスがマイアミ・ヒートへ移り、見返りとしてタイラー・ヒーロー、ケレル・ウェア、ハイメ・ハケスJr.、カスパラス・ヤクチオニス、1巡目指名権3本、ピックスワップ1本、2巡目指名権1本がバックスへ渡った。トレード合意は7月6日だった。
【リンク:ボビー・ポーティスのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
【リンク:タイラー・ヒーローのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
【リンク:ケレル・ウェアのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
【リンク:ハイメ・ハケスJr.のプロフィール&成績(別タブで開きます)】
【リンク:カスパラス・ヤクチオニスのプロフィール&成績(別タブで開きます)】
その後のヤニスとリバース
リバースはヤニスについて「彼は今、遂行に関して最高の指導者の下にいる」として、エリック・スポールストラHCの下での変化に期待を寄せた。シモンズが「あの夏にヤニスをトレードすべきだったと今なら分かるだろう」と問いかけると、リバースは「ジョン(ホースト)を擁護するなら、ヤニスもそれを助けなかった」と返した。
リバースのバックス通算成績は97勝103敗、プレーオフ1回戦敗退2回、3シーズン。昨季は2015-16シーズン以来初めてプレーオフを逃し、最終戦の翌日に続投なしが発表された。9月にNBCのアナリストに就任し、コーチ復帰の予定はない。後任はテイラー・ジェンキンスHCだ。
ヒートはウォリアーズ戦敗戦後3勝6敗。ヤニスはチームトップの平均27.3得点・12.7リバウンドを記録している。
リバースの証言で、ヤニスの退団劇の内幕が明らかになった。なお、リバースによるヤニスのプレースタイルへの指摘(ダウンヒル一辺倒のプレーや遂行力の課題)については、既報の記事で伝えている。
構成●NBA Front Office Japan編集部
情報源
- Doc Rivers says coaching Giannis is ‘not easy’ ・
- Doc Rivers Says Giannis Antetokounmpo Was 'Yo-Yoing' On Trade Request From Bucks ・ RealGM Basketball
- Rivers: Giannis was playing games when trying to leave Bucks ・ ESPN NBA
- Doc Rivers talks Giannis Antetokounmpo leaving Bucks, challenges of coaching superstar ・