リーグ情報単独ソース
2027年ドラフト候補トップ100をESPNが発表 1位はカンザスのストークス、「不作」の年と評価
新しいロッタリー抽選ルールが初めて適用されるドラフト、全体1位のコンセンサスはなし
2026年11月6日
ESPNが2027年NBAドラフトの候補トップ100を初めて発表した。大学バスケットボールが今週開幕し、2027年のドラフトサイクルが動き出した。
「不作」と見られる2027年
NBA各チームは2027年を「不作のドラフト」と見ている。主な理由は、今年の大学新入生の層が過去数年より弱いとされることだ。さらに、大学のトップ選手には1巡目指名の契約額を大きく上回る報酬が払われる時代となり、多くの選手が来季も大学に残ると見込まれる。春にかけて1巡目の層はさらに薄くなる可能性が高い。
2027年は、タンキング抑制のための新しいロッタリー抽選ルールが初めて適用されるドラフトでもある。最下位のチームがトップ10圏外に落ちる可能性があり、プレーイン圏のチームにも上位指名の余地が広がる。なお、このランキングはモックドラフトではなく、指名順位やチームの事情は考慮されていない。現時点で全体1位のコンセンサスはないという。
トップ10
1位 タイラン・ストークス(カンザス、SF/PG)――19歳のフレッシュマン。パスで味方に優位を作り、フィジカルの強さでミスマッチを攻める万能型。判断力とジャンプシュートは発展途上にある。
2位 ステファン・ヨクシモビッチ(バスコニア、PG)――スロベニアの18歳。夏のU-18欧州選手権で母国を金メダルに導いた。ピックアンドロールの読みと創造的なパスが魅力。
3位 ブルース・ブランチ3世(BYU、SG/SF)――ウイングスパン7フィート1インチ。守備で即戦力級の影響力を持ち、キャッチアンドシュートと無私のボール回しが持ち味。
4位 ジョーダン・スミスJr.(アーカンソー、SG/PG)――粘り強い外角の守備と、爆発力のあるドライブや速攻が武器。ジャンプシュートは不安定。
5位 ケイレブ・ホルト(アリゾナ、SG/PG)――スラッシュ、激しい守備、絶え間ない運動量が売り。
6位 クエンティン・コールマン(イリノイ、SG/PG)――過去1年で急上昇したワンアンドダン候補。守備の破壊力とリバウンドに、外角の得点も伸びてきた。
7位 モティエユス・クリバス(アリゾナ、C)――身長7フィート2インチのシニア。最もNBAへの準備が整った大学センターと見られている。
8位 ブレイロン・マリンズ(UConn、SG)――大学球界最高のシューターの一人。1年目は29試合に先発し、平均12.0得点を記録した。
9位 トーマス・ホー(フロリダ、SF/PF)――1巡目指名の機会を断って大学に残ったシニア。高エネルギーなチームディフェンダーで、リバウンドも強い。
10位 パトリック・ンゴングバ2世(デューク、C)――昨季は平均21.9分で10.1得点、5.8リバウンド。今季はデュークのオフェンスの中心を担う見込み。
11〜25位
11位 アイバン・ハルチェンコフ(アリゾナ)、12位 オビナ・エケジーJr.(ルイビル)、13位 オースティン・グーズビー(テキサス)、14位 マラカイ・モレノ(ケンタッキー)、15位 JJ・アンドリューズ(アーカンソー)、16位 アンソニー・トンプソン(オハイオ州立)、17位 サヨン・ケイタ(ノースカロライナ)、18位 デイム・サー(デューク)、19位 アマリ・アレン(アラバマ)、20位 アライジャ・アリーナス(USC)、21位 ジェイソン・クロウJr.(ミズーリ)、22位 アレックス・コンドン(フロリダ)、23位 ケイレブ・ガスキンズ(マイアミ)、24位 ブランドン・マッコイ(ミシガン、夏に膝の前十字靭帯を断裂し今季全休の見込み)、25位 ミーカ・ムーリネン(アーカンソー)。
若い才能を早めに評価する傾向は変わらない一方、不作とされる年ほど、年上の選手や大学に残った選手が順位を上げる余地が大きい。2027年のボードは、シーズンを通じて大きく入れ替わる可能性がある。
構成●NBA Front Office Japan編集部
情報源
- Rankings: Debuting the top 100 prospects ・ Jeremy Woo